運用
ここでは東葉車運用のみ扱います。中野〜西船橋〜東葉勝田台間の運用です。
手持ちの路線時刻表と駅にある業務用時刻表をもとに個人的に調査したものなので、間違え箇所があれば私に連絡してください。
なお、扱っているものは2007年3月18日改正・2008年3月15日改正・2009年3月14日改正・2010年12月4日改正・2013年12月2日改正・2014年3月15日改正・2016年3月26日改正(現在)の運用です。

運用は平日(50T〜68T)・土休日(50T〜64T)どちらも込みです。

運行形態の見方
ダイヤ改正ごとの運行本数を紹介していきます。
・初電終電では、各ダイヤ改正ごとの始発電車・最終電車の時刻を書きました。
・種別会社別の東葉高速鉄道一日運行本数では、東葉高速線内の始発から最終までの運行本数を上下別・運用車種別に書きました。 ※「車庫」とは出入庫に係る運用で、要するに八千代緑が丘行・始発のことです。
  八千代緑が丘行・始発は現在各駅停車のみの運行ですが、
  この表の「上り各停」「下り各停」の部分に八千代緑が丘行・始発は含まれておりません。
  xx本,xx本というのは(八千代緑が丘行の本数,八千代緑が丘始発の本数)という意味です。
  純粋な各駅停車の本数は「上り各停」「下り各停」に「上り車庫」「下り車庫」を加えたものです。

運行形態(2016年3月26日改正)

背表紙です。ローズピンクの色遣いは新京成を彷彿とさせます。御丁寧に改正内容の宣伝入りです。

観光案内は東葉高速線沿線が従来の主流でしたが、都内を意識した中身に変わっています。
主な改正内容
・<全日>従来の初電西船橋行及び折り返し西船橋始発を東西線直通に変更。
・<全日>従来の初電の前に八千代緑が丘始発上り列車・東陽町始発下り列車(西船橋行の直通化)を新設。
・<平日>8時台下り八千代緑が丘行1本を東葉勝田台まで延長、及び午前中の一部時刻変更。
・<平日>19時台上り東陽町行1本を三鷹行に変更、及び夜間帯の運転間隔見直し。

初電・終電
初電 西船橋〜八千代緑が丘 八千代緑が丘〜東葉勝田台
平日上り 八千代緑が丘4:59発各停三鷹行(西船橋5:13着) 東葉勝田台5:00発各停三鷹行(西船橋5:21着)
平日下り 東葉勝田台5:41着各停(西船橋5:20発) 東葉勝田台5:15着各停(八千代緑が丘5:09発)
土休日上り 八千代緑が丘4:57発各停中野行(西船橋5:11着) 東葉勝田台5:00発各停中野行(西船橋5:21着)
土休日下り 平日と同じ 平日と同じ
終電 西船橋〜東葉勝田台
平日上り 東葉勝田台23:48発各停東陽町行(西船橋0:09着)
平日下り 東葉勝田台1:04着各停(西船橋0:43発)
土休日上り 平日と同じ
土休日下り 東葉勝田台0:53着各停(西船橋0:32発)

種別・会社別の東葉高速鉄道一日(4:57〜翌日1:04)運行本数
種別 上り各停 下り各停 上り通快 上り快速 下り快速 上り車庫 下り車庫
平日東葉車 14本 10本 3本 13本 19本 0本,0本 1本,8本
平日メトロ車 43本 42本 11本 39本 51本 0本,1本 1本,6本
平日合計(262本) 57本 52本 14本 52本 70本 0本,1本 2本,14本
土休日東葉車 10本 8本 0本 17本 19本 0本,0本 0本,5本
土休日メトロ車 30本 33本 0本 31本 29本 1本,1本 0本,4本
土休日合計(188本) 40本 41本 0本 48本 48本 1本,1本 0本,9本
八千代緑が丘以西の利用者は東京駅6:00発のぞみ号に余裕を持って乗車できるようになったことがウリのこの改正ですが、
唯一残されていた貴重な西船橋折り返し列車が無くなってしまったのは残念ですね。
これで西船橋駅7・8番線から東葉高速線列車が発車するのは完全にダイヤ乱れ時のみになりました。
一方、八千代緑が丘始発上り列車は東日本大震災後の節電ダイヤ(平日20時台)以来の登場です。
定期ダイヤでは2002年12月1日改正運用(平日15時台)以来となります。

前回改正以来、平日運用は大分整頓されましたが土休日運用は依然として無秩序です。
それどころか土休日に日中を東西線内でずっと遊んでいる東葉車運用がなんと3つも発生し、
従来メトロ車の本数と拮抗していた土休日の東葉車の快速が大幅に減らされる結果となってしまいました。ひどすぎる・・・
昔はもっと東葉車運用が多かったのに、東葉車を東西線内だけで走らせるのが何故そんなに好きなのでしょう??

運行形態(2014年3月15日改正)

背表紙です。

東葉快速が廃止されたため、全ページ黒一色になりました。
主な改正内容
・<平日>東葉快速の完全廃止。快速に変更。
・<平日>16時台〜18時台・0時台の運転間隔修正。

初電・終電
2007年3月18日改正と同様につき、そちらを参照。

種別・会社別の東葉高速鉄道一日(5:00〜翌日1:04)運行本数
種別 上り各停 下り各停 上り通快 上り快速 下り快速 上り車庫 下り車庫
平日東葉車 13本 7本 3本 14本 21本 0本 2本,7本
平日メトロ車 44本 43本 11本 38本 49本 0本 1本,8本
平日合計(261本) 57本 50本 14本 52本 70本 0本 3本,15本
土休日東葉車 9本 7本 0本 21本 23本 0本 0本,4本
土休日メトロ車 31本 33本 0本 27本 25本 1本 0本,6本
土休日合計(187本) 40本 40本 0本 48本 48本 1本 0本,10本
東葉快速が無くなった点以外は大した変更が無いように見えますが、運用はガラっと変わっています。
時刻変更のない土休日もやはり、2013年12月2日改正からガラっと変わっています。
メトロ車の快速が1往復東葉車に置き換わりましたが、各停が5往復メトロ車に置き換わってしまいました。

なお前回のダイヤ改正で出現した東葉車の妙典行最終は、平日・土休日ともにメトロ車運用に変更されましたが、
これに伴って運用の組み替えが行われ、行徳入出庫運用は引き継がれることとなりました。但しこれらは全て回送です。
50Tの日中行徳停泊も引き継がれたため、旅客営業を行う東葉車の妙典行自体は残っています。
運用 妙典終着(回送) 妙典始発(回送)
平日 50T 64T
土休日 54T 62T
2015年3月14日に東西線でダイヤ改正が行われましたが、東葉高速線内の本数・時刻に変更はなく、東葉車運用も改正前と同様です。

運行形態(2013年12月2日改正)
東西線でダイヤ改正が行われましたが、東葉高速線内では時刻修正はありませんでした。
そのため冊子時刻表の版変更等もありません。ですが東西線内では東葉車運用に一部変化がありました。
最大の特徴は、東西線内の終電の延長です。
従来は東葉勝田台行最終の後が東陽町行最終であったため、東陽町以遠の全ての客が東葉勝田台行最終へ集中し、
東西線利用者から遠近分離を求める声が多かったようです。
そのため平日の終電と土休日の終電一本前が東陽町止から妙典止へと延長されました。
当該運用は東葉車運用なので、定期運用としては初の妙典発着の東葉車運用が誕生することとなりました。
また従来は日中に深川検車区で停泊していた平日50T運用も行徳検車区停泊へ変更されたため、
妙典発着の東葉車運用は平日2往復、土休日1往復の所帯となっています。
運用 妙典終着 妙典始発(回送)
平日 56T 64T
土休日 54T 62T
初電終電及び運行本数表は2010年12月4日改正と同様につき割愛します。

運行形態(2010年12月4日改正)

背表紙です。

運番が付記されるようになりました。
主な改正内容
・<平日>15時台〜16時台に各停を増発。
・<土休日>夜間の東葉勝田台発八千代緑が丘行上り列車を1本見直し。

初電・終電
2007年3月18日改正と同様につき、そちらを参照。

種別・会社別の東葉高速鉄道一日(5:00〜翌日1:04)運行本数
種別 上り各停 下り各停 上り通快 上り快速 下り快速 下り東快 上り車庫 下り車庫
平日東葉車 13本 8本 4本 13本 20本 0本 0本 2本,8本
平日メトロ車 44本 42本 10本 39本 46本 4本 0本 1本,7本
平日合計(261本) 57本 50本 14本 52本 66本 4本 0本 3本,15本
土休日東葉車 14本 12本 0本 20本 22本 0本 0本 0本,5本
土休日メトロ車 26本 28本 0本 28本 26本 0本 1本 0本,5本
土休日合計(187本) 40本 40本 0本 48本 48本 0本 1本 0本,10本
平日は各停が上下4本増発なので、58Tがそのうちの1本であったことを期待したのですが、結果はオールメトロ車で夢もかなはず・・・
それどころか土休日はこっそりと3往復の快速がメトロ車に変更されていて、何だか納得いかないような感じです。

運行形態(2009年3月14日改正)

今までの時刻表とは違ったスタイル・紙質です。

通勤快速がずらり。
主な改正内容
・<平日>混雑緩和と運転本数増加のため朝ラッシュ時の東快・快速を全廃し、通快あるいは各停に変更。
・<平日>夕ラッシュ時の東快を再び4本まで増発。

初電・終電
2007年3月18日改正と同様につき、そちらを参照。

種別・会社別の東葉高速鉄道一日(5:00〜翌日1:04)運行本数
種別 上り各停 下り各停 上り通快 上り快速 下り快速 下り東快 上り車庫 下り車庫
平日東葉車 13本 8本 4本 13本 20本 0本 0本 2本,8本
平日メトロ車 40本 38本 10本 39本 46本 4本 0本 1本,7本
平日合計(253本) 53本 46本 14本 52本 66本 4本 0本 3本,15本
土休日東葉車 12本 10本 0本 23本 25本 0本 0本 0本,5本
土休日メトロ車 28本 30本 0本 25本 23本 0本 2本 0本,5本
土休日合計(188本) 40本 40本 0本 48本 48本 0本 2本 0本,10本
地味に東葉高速線内発着の九段下行が復活したりといった見所があります。
しかし均等化のために朝の東葉快速を廃止したのは評価できますが、その分夕方に2本増やしたのは何故でしょう?
東陽町発着の東葉車運用が大幅に増え、朝時間帯の東葉車が減ったショックは重くのしかかる・・・

運行形態(2008年3月15日改正)

背景写真は2007年3月18日改正と同じものです。

快速の代わりに存在感が増した通勤快速。
主な改正内容
・<平日>混雑緩和とダイヤ間隔均等化のため、通快の運転時間帯を大幅拡大し、朝夕ともに東快が半減。
・<平日>18〜19時台の東葉勝田台発八千代緑が丘行上り列車を東西線直通列車に変更。
・<平日>夜間に2本あった下り八千代緑が丘行を東葉勝田台まで延長。
・<土休日>早朝の西船橋行上り列車のうち2本目を東西線直通化。その分の線内折り返し下り列車が減る。
・<土休日>21時台の下り列車を1本増発。22時台の下り八千代緑が丘行を東葉勝田台まで延長。

初電・終電
2007年3月18日改正と同様につき、そちらを参照。

種別・会社別の東葉高速鉄道一日(5:00〜翌日1:04)運行本数
種別 上り各停 下り各停 上り通快 上り快速 下り快速 上り東快 下り東快 上り車庫 下り車庫
平日東葉車 15本 9本 3本 13本 22本 0本 0本 0本 1本,8本
平日メトロ車 36本 40本 6本 43本 43本 2本 2本 0本 1本,6本
平日合計(250本) 51本 49本 9本 56本 65本 2本 2本 0本 2本,14本
土休日東葉車 10本 12本 0本 20本 18本 0本 0本 1本 0本,5本
土休日メトロ車 30本 28本 0本 28本 30本 0本 0本 1本 0本,5本
土休日合計(188本) 40本 40本 0本 48本 48本 0本 0本 2本 0本,10本
東葉快速の本数を半減させたのは大いに評価できます。さっさと全廃するのが望ましいものです。
但し苟しくも「東葉快速」と名のついた種別が、全部メトロ車になったというのは違和感があります。
唯一納得いかないのは土休日の西船橋折り返し2本のうち1本が東西線直通になってしまったこと・・・
下りの本数より上りの東西線直通が優先ですか、そうですか。

運行形態(2007年3月18日改正)

背表紙です。

平日朝はかなり賑やかです。
主な改正内容
・東葉1000系とメトロ5000系の全廃により、所要時間が短縮。
・平日・土休日の昼間の各駅発車時刻を統一。
・<平日>混雑緩和のため、朝ラッシュピーク時の快速・東快を全て通快・各停化し増発。
・<平日>朝夕ともに東快が2倍に増加。上下4本ずつとなる。東快に抜かれる通快が出現。
・<平日>夕ラッシュ〜夜間の各停を増発。

初電・終電
初電 西船橋〜八千代緑が丘 八千代緑が丘〜東葉勝田台
平日上り 東葉勝田台5:00発各停西船橋行(西船橋5:21着)
平日下り 東葉勝田台5:51着各停(西船橋5:30発) 東葉勝田台5:16着各停(八千代緑が丘5:09発)
土休日上り 平日と同じ
土休日下り 平日と同じ 平日と同じ
終電 西船橋〜東葉勝田台
平日上り 東葉勝田台23:48発各停東陽町行(西船橋0:09着)
平日下り 東葉勝田台1:04着各停(西船橋0:43発)
土休日上り 平日と同じ
土休日下り 東葉勝田台0:53着各停(西船橋0:32発)

種別・会社別の東葉高速鉄道一日(5:00〜翌日1:04)運行本数
種別 上り各停 下り各停 上り通快 上り快速 下り快速 上り東快 下り東快 上り車庫 下り車庫
平日東葉車 14本 14本 1本 16本 19本 2本 0本 1本 3本,10本
平日メトロ車 36本 32本 4本 40本 41本 2本 4本 0本 1本,5本
平日合計(245本) 50本 46本 5本 56本 60本 4本 4本 1本 4本,15本
土休日東葉車 11本 12本 0本 22本 21本 0本 0本 1本 0本,6本
土休日メトロ車 29本 26本 0本 25本 27本 0本 0本 1本 1本,4本
土休日合計(186本) 40本 38本 0本 47本 48本 0本 0本 2本 1本,10本
八千代中央駅・村上駅利用者にとってはまさしく鬼のようなダイヤ改正です。
特に朝の東葉快速1本目は前代未聞の「東快三鷹」。
駅のLED電光掲示板こそ表示できたものの、車両の方はこの「東快三鷹」に対応できず、
東葉高速線内では「東快中野」の表示を出したままでした。
そのうえLED車内案内表示器は表示を消し、05系8次車以降でも自動放送は流さず肉声放送で案内するという・・・