特集G 2015年度車両基地公開レポ

2015年11月1日に開催された車両基地公開
「第7回東葉家族車両基地まつり」の様子です。
天候は晴れ、日曜開催でしたが来場客は並みの入りでした。
工務区の20トン軌道モーターカーの来春引退を控え、
それにちなんだ記念入場券販売が行われるなど、
他社にはないようなニッチな見所がありました。

 イベント概要・内容

 開催日時・・・2015年11月1日(日)10:30〜15:30(入場は15:00まで)
 主催・・・東葉高速鉄道株式会社
 後援・・・東葉高速鉄道活性化協議会、船橋商工会議所、八千代商工会議所、緑が丘自治連合会、東京動物専門学校
  • 車両展示・当日抽選車掌体験(西側留置線)
  • 床下機器見学(検修場内)
  • 保線用モーターカー試乗(随修線)
  • 子ども制服撮影会・車両休憩所(東側留置線)
  • バス展示(東洋バス/京成バス)・警察車両展示(八千代警察署)・消防車両展示(八千代市消防本部)
  • 見る!さわれる!お仕事紹介
  • グッズ販売・沿線産品飲食販売・動物ふれあい広場・遺失物傘販売
  • スタンプラリー(4か所)
  • 八千代市消防音楽隊
 イベントの様子

会場内の案内看板です。

東側留置線は快速八千代緑が丘表示固定の2106Fです。

メインの展示車両は左から、メトロ15111F・2107F・メトロ05-136F・メトロ05-118Fでした。フルカラー化が進んでおり2107F以外全てフルカラーLED編成です。中の人情報では2000系はまだフルカラー化予定がないとのことでした。

その東隣は、車掌体験に使用された2110F及びメトロ15103Fです。2110Fはメイン展示車両よりも頻繁に表示が変更されましたが、15103Fは最後の5分間を除き常に東快大手町表示でした。

西隣には2102Fがおり、こちらも時折表示が変更されていました。

これらを合わせると、西側留置線の車両は7本の大所帯となりました。

メイン展示車両の行先タイムテーブルです。

検修場内は2101Fのみ、東快東葉勝田台表示の固定でした。

運輸・技術関係展示は例年通りでしたが、行路表が多数置かれていて見入っておりました。

東葉快速の運転士行路表です。車掌行路表の方もしっかり残っておりました。

バス展示は東洋バスのエアロスターSと京成の高速バス。

ご丁寧にこんな注意書きが貼られていました。

工務区の20トン軌道モーターカー引退記念乗車券という、大変にニッチな切符が今回の目玉でした。昨年・一昨年に続き3年連続の車両基地開放での記念切符販売です。

スタンプラリーが4か所で行われました。記念品はエコバッグ(橙・緑・青・黒の4種類から)ということで、好評を博していたようです。

最後の5分間で、多数のフルカラーLED車を活かした強烈なファンサービスが行われました。全て東快津田沼表示になったり、東快/通快/快速門前仲町表示、東快東海神表示など。

快速葛西表示の15103F。他にも東快西船橋表示を出していました。東快西船橋は節電ダイヤで駅案内表示のみ実績がありましたが・・・ネタ尽くめで大変好評のようです。
 編集後記など
例年と似たような内容ながらも、意外と地味な見所の多かった今回の車両基地開放。
管理人も社会人まであと1年少しということで、新たに別の場所で一人暮らしを始めるとなると残念ではありますが
来年が最後の参加になるかもしれません。それ以前にホームページの運営が危うい・・・
そして工務区モーターカーの引退で記念乗車券を出すなんて、他社では決して行われないだろうなと思った次第です。
前回の2000系引退記念乗車券は2種類300セットずつでしたが、今回は500セットということで余裕があったみたいでした。