特集E 2013年度車両基地公開レポ

2013年11月2日に開催された車両基地公開
「第5回東葉家族車両基地まつり」の様子です。
毎年開催のイベントとして地域にすっかり定着したようです。
天候は曇りのち小雨、来場客は少なめの印象でした。
展示の種類と参加団体が大幅に増えています。
東京臨海高速鉄道とは謎の記念乗車券コラボまで行われました。

 イベント概要・内容

 開催日時・・・2013年11月2日(土)10:30〜15:30(入場は15:00まで)
 主催・・・東葉高速鉄道株式会社
 後援・・・東葉高速鉄道活性化協議会、船橋商工会議所、八千代商工会議所、緑が丘自治連合会、東京動物専門学校
  • 車両展示・車両洗浄機体験列車(西側留置線)
  • 床下機器見学(検修場内)・パンタグラフ動作体験
  • 保線用モーターカー試乗(随修線)
  • 子ども制服撮影会・車両休憩所(東側留置線)
  • 路線バス展示・警察車両展示(八千代警察署)・消防車両展示(八千代市消防本部)
  • 鉄道模型運転
  • 技術関係展示・運輸関係展示
  • レールカート試乗(東側留置線・事前応募)
  • 運転席で記念撮影(東側留置線・事前応募)
  • 模擬店・動物ふれあい広場
  • クイズラリー(4か所)
 イベントの様子

入口の立て札です。

検修場内は2102Fのみ、行先無表示でした。

展示車両は2104Fと、B修繕工事を終えて間もない異端児・東京メトロの05-114Fでした。

東側留置線の使用は珍しい気がします。車両休憩所等の用途に使用された2110F及び保守用車両です。

車両洗浄機体験列車は最西の留置線で使用。2103Fで「臨時」幕にて2往復行われました。

前年度から展示車両の行先表示は時間区切りとなり、予め決められています。

出店ブースに並んで警察車両・消防車両等が展示されていました。ちなみに前年度にも消防車両によるはしご車試乗等が行われていたようです。隣では例年通り鉄道模型の展示も行われていました。

初の路線バス展示。バスとは縁の薄めな東葉高速鉄道なので何が来るのやらと思っていましたが、東洋バスのごくありふれたエアロスターS(1台)でした。独立ブースでは今はなき小室路線等の自動放送テープ販売もありました。

工務区の展示やパンフレットがあり、つい見入ってしまいました。

2000系座席の座面を外し、暖房装置をむき出しにした様子です。

今年度は車両部品販売が無く、売られていた実務品は合図灯ぐらいでした。

出店は馴染みの薄い神奈川方面からも多く、伊豆急行や横浜高速、横浜新都市交通等が参加。

クイズラリーが4か所で行われました。景品は記念シールでした。

今回のイベント記念で販売された東京臨海高速鉄道との謎のコラボ入場券(400円)。硬券の図柄まで凝っています。
 編集後記など
開場時間は前年度と同様だったようです。車両部品販売が無かったため空いていた印象です。
東京臨海高速鉄道とのコラボや神奈川県内からの出店など、イベントが広く認知されている様がうかがえます。
路線バス展示はサブイベントではありますが、もっと珍しい車両を持ってきてもらいたい気はしました。
今やスクールバス向けの貴重なブルーリボンが残るちばレインボーバスなども沿線にはあるので、
いずれこれらの事業者も立ち替わり参加してくれることを期待しています。